三十代前半は、潰瘍性大腸炎よりも梅核気(ばいかくき)や不整脈などに苦しみました。 あるとき、のどに魚の骨がささったと思ったのですが、数日経っても治らず、大きい飴玉がずっとのどにある感覚で常に息が苦しく、心臓や頭が重く、とぼとぼといった感じに…
大学を卒業し、社会人になった二十二歳、血便の症状が続きました。 初めは何かの間違いでは? 見て見ぬふり、ちょっと様子をみてみようという感じで不安に思っていました。 総合病院へ行き症状を話すと、いきなり「がんか潰瘍性大腸炎かクローン病ですね」と…
一九九八年、二十二歳、私は「潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)」という病気を発症しました。 この病気は、厚生労働省から難病に指定されていて、「原因がわからない」「一生治らない病気」といわれています。 患者数の目安となる「特定医療費(…