難病発症から通院・服薬をやめるまでの20年

潰瘍性大腸炎などの病気の体験記

16.担当医に薬を飲んでいないことを打ち明ける

知人に紹介してもらった整形外科で数回リハビリを行いましたが、少しリハビリしただけで熱が出て、かえって症状が悪化するので、内臓が原因かもしれないと言われ、入院していた病院のリウマチ科に行くことになりました。

血液検査の結果や症状から判断してリウマチではないということで、潰瘍性大腸炎の悪化に伴う関節炎だろうということでした。

消化器内科の担当医は、私が薬を飲んでいないことを知らないので、強い薬を出した方がいいかもしれないということになり、それは困るなあと思った私は、今年の春くらいから薬を飲んでいないことを打ち明けました。担当医は唖然としていましたが、怒られることはなく、飲んだ方がいいですよというアドバイスでした。

アドバイス通りしばらく薬を飲んでみましたが、なんだかしっくりこなくて再びやめました。

だいたい、潰瘍性大腸炎の症状は入院したときのように悪化していなかったし、潰瘍性大腸炎の悪化による関節炎という説明はなんだかおかしいなと思っていました。

それよりも病気が治る過程の排毒による痛みなのではないかと思っていました。あまりにも痛みがひどいので、痛み止めを処方してもらいましたが、それも一週間ほど飲むと体が薬になれてしまうのか、だんだん効かなくなってきたので、薬はほどほどにして、里芋湿布、生姜油、お灸など自分で民間療法のお手当をしました。

横になろうと思っても、どんな態勢でも痛みがあるので数分かけてもがきながら横たわり、夜中は痛みで眠れないし、起床後は、体を起こしたり立つだけでも数分かかりました。

毎日なんとか起き上がって時間をかけて着替え、食事をしたら、体をさすったり民間療法を施しながら一日の大半をテレビを見て過ごすという生活でした。

 

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次回につづく