難病発症から通院・服薬をやめるまでの20年

潰瘍性大腸炎などの病気の体験記

33.便を出す恐怖から感謝へ

潰瘍性大腸炎の症状の一つに下血があります。 便に少し血が混じっている状態から、血だけがジャーっと出てしまうという症状まで経験しましたが、思ったよりも少なかったときは少し安心し、思ったよりも多かったときはショックを受け、排便後、自分の便にどの…

32.体が動きたがっている方向へ動かす

関節炎の症状があったときに気づいたことがあります。 症状があった八か月間のうち痛みのピークの時期は、ただひたすら耐えるという感じでしたが、ピークを超えたあたりから少しでも動かせる方へ体を伸ばすという動作を繰り返しているうちに、少しずつ体がほ…

31.排毒

二〇一八年に、関節炎・低音障害型難聴・皮膚炎の症状がありましたが、関節炎と皮膚炎は薬をやめたことによる体の排毒、低音障害型難聴に関しては排毒というよりはストレスが関係していたのではないかと考えています。 排毒は、好転反応という言い方もよくし…

30.頑張っているのになかなか良くならないときは

頑張っているつもりなのに、また悪くなってしまったということがあります。 しかし、それは悪くなったと考えないでください。登山で山頂を目指していても、いつも上りというわけではなく、途中平坦な道や下りもあります。逆に、上りばかりだと、疲れてへとへ…

29.ずっと同じ状況ではない

風邪をひいたり、少し怪我をしただけでも、昨日までは元気だったのに、と誰しも落ち込むことがあります。重い病気であればなおさらつらくなります。 しかし、体の調子というのは、雲が刻々と形を変えるように変化するもので、どんな病気であれピークがありま…

28.西洋医学以外の選択肢

私は輸血をするときや皮膚炎の症状がどうしても治まらないときなど、西洋医学の力を借りて、そのおかげで助かったと思っています。 しかし、原因不明扱いにされる病気があまりにも多いと感じてきました。皆さんの中にも感じている人がいるはずです。通院して…

27.むちゃ食い症

昨日、テレビで「むちゃ食い症」のことが取り上げられていました。 摂食障害の一種のようですが、ストレスがたまるとお菓子を過食してしまうとか、十kg太ったとか、罹患者が話されていることが自分の大学生時代ととても似ていたので驚きました。 私は高校…