難病発症から通院・服薬をやめるまでの20年

潰瘍性大腸炎などの病気の体験記

27.むちゃ食い症

 昨日、テレビで「むちゃ食い症」のことが取り上げられていました。

 摂食障害の一種のようですが、ストレスがたまるとお菓子を過食してしまうとか、十kg太ったとか、罹患者が話されていることが自分の大学生時代ととても似ていたので驚きました。

 

 私は高校生時代、体重が四十五kgくらいでやや足が太いもののごく標準的な体型でした。ところが大学生になり一人暮らしをするとだんだん生活が乱れ、気づいたら過食をしていました。飲食関係のアルバイトをしていた関係でパンやケーキを食べる機会が多いのに加えて、毎日パン屋で菓子パンを三個買うのが習慣になったり、コンビニで菓子パンを買ったり、スーパーでお菓子を買っては一箱や一袋一気食いしたり、食パンを一斤食べたり、ホールケーキを一人で食べきったりなど。そして私の体重は十kg増えました。

 

 テレビを見て、「これ私とおんなじ!」と思いました。しかし私が過食していたのは約三十年前、今頃そんなこと言われても…という気分です。

 

 私は当時、太り過ぎで着られる手持ちの服がなくなってきたり、ズボンのボタンがはじけ飛んだり、太ももが太すぎて正座がきつくなってきたりして、美容面で嫌になってきたので、自分で食を改めました。

 

 しかしながら、その後潰瘍性大腸炎という難病にかかります。ストレスと食の乱れが合わさると大病を招きかねません。

 

 ちょっと自分はおかしいんじゃないかと思ったら、勇気を出して誰かに相談してみると大変なことにならなくて済むかもしれません。

 

今日も素敵な一日でありますように。

※難病発症から通院と服用をやめるまでの二十年の体験記はブログの一から二十一に書いています。