身体の不調を繰り返す中でいつも不思議に思っていたのは、風邪など数日で治るような病気にはあまりならないのに、難病や原因不明の病気にばかりなるなあということでした。
振り返って思うことは、自分で病気を引き寄せていたかもしれないということです。
潰瘍性大腸炎は十年経てばガン化する可能性が高くなるといわれているので、「なぜ私が?」「長い夢を見ているのではないか」と時々現実逃避をしたり、被害者意識を感じていました。ひとつの体調不良が解決してもまた他の原因不明の病気になるのではないか、とまだ起こっていない未来に不安を感じてもいました。そんな風に不安や恐怖心を持っていると、本当に次の病がやってきていたのでした。
だから今は、未来のことを不安に思って悩むのはやめて、「今」に心を置くようにしています。
今日も素敵な一日でありますように。
※難病発症から通院と服用をやめるまでの二十年の体験記はブログの一から二十一に書いています。