難病発症から通院・服薬をやめるまでの20年

潰瘍性大腸炎などの病気の体験記

10.血栓、腹水

潰瘍性大腸炎の治療は数種類ありますが、私の場合普段から低血圧で、入院しているときはさらに低くなり、服薬以外の治療は危険が伴うとのことで却下されました。

体の中で悪くなったのは潰瘍性大腸炎だけではなく、検査の結果、体中に血栓ができていることがわかりました。肺にもあるということで危険な状態でした。

血栓は溶かさなければいけない、でも血をサラサラにする薬を飲むと腸からの出血がひどくなる可能性があるということで、両方とも八十パーセントの治療しかできないという結論でした。いつでもすぐに薬を止められるよう、血栓を溶かす薬は、飲み薬ではなく、点滴から入れることになりました。

私は、低血圧のおかげで服薬以外の治療法から免れてラッキーだと思っていたし、血栓の治療に関しても幸いにも出血量が増えることはなく、なんとなくいい方向へ向かっていると思いました。

腹水があるということで検査をしましたが、病理検査の結果、異常はなく何も治療はありませんでした。

服薬に関しては、途中で別の薬が追加になりましたが、微熱が出てこれも中止になり、やはりラッキーだと思いました。

大腸からの出血は続いていたものの少しずつ改善はみられました。血栓を溶かすためにも院内を歩いてくださいと指導されたので、病院のフロアをウォーキングしました。体調がすぐれないときは横になっていましたが、朝からベッドでピラティス(ドイツ人が開発した運動)をし、食事は時間になったら出てくるし、食後は院内をひたすらウォーキングしたり、漫画や小説を読んで過ごし、仕事のことを忘れられるある意味幸せなのんびりした日々を過ごしていました。家族も代わる代わるお見舞いに来てくれ、家族のありがたさを感じました

 

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次回に続く