頑張っているつもりなのに、また悪くなってしまったということがあります。
しかし、それは悪くなったと考えないでください。登山で山頂を目指していても、いつも上りというわけではなく、途中平坦な道や下りもあります。逆に、上りばかりだと、疲れてへとへとになります。何でも一気に解決しようとせず、今は少しの間、休憩だという気持ちでゆっくりのんびりいきましょう。そして、良くならない原因は何なのかを冷静に考えましょう。そうすれば、また良くなり始める時が来ます。そうして少しずつ上り続け、最後には目指したゴールにたどり着きます。努力は無駄にはなりません。しかし、この治り方は薬をやめた場合の話です。化学的に作られている薬というのは、すぐに症状が出なくとも必ず体に負担がかかっています。薬をやめた場合は自然治癒力が働きやすくなりますが、薬を飲みながら治そうとする場合は、なかなか山頂にたどり着けないばかりか、いつの間にか下っていることもありますので注意が必要です。
今日も素敵な一日でありますように。
※難病発症から通院と服用をやめるまでの二十年の体験記はブログの一から二十一に書いています。