難病発症から通院・服薬をやめるまでの20年

潰瘍性大腸炎などの病気の体験記

13.減薬

退院後は、入院していた病院へ三か月に一回通院をし、半年に一回の内視鏡検査を受け、順調に回復しました。薬は処方通りに飲みながら食養生を続けました。

経過がよくなってきたので、二〇一七年二月頃、担当医に薬を減らしてほしいとお願いをしたところ、断られました。

医師の了解を得ることができなかったものの、なるべく薬の副作用を減らしたかったので、自分で薬を飲まない日を作ってみたり、一日の量を減らしてみたり、担当医に内緒で一年かけて少しずつ減薬を実行し、二〇一七年一二月とうとう服薬をしなくなりました。

減薬しても、検査は以前より良好になっていたりしていたので、うまくいっているかと思っていましたが、時には症状が悪化することもあり、処方されている薬の半量を再び服用したりというように、なかなか完全に薬をやめることができませんでした。

二〇一八年一月には、新薬の服用を担当医から提案されたため変えてみましたが。二日服用した後なんとなく心臓の調子が悪く、薬剤師に相談し、再び元の薬に戻りました。

このころ、西洋医薬を減薬しながら診てもらえる病院はないかと探していて、インターネットで探したある病院で漢方を処方してもらいました。

しかし、副作用が出たことと、その病院の医師は、西洋医薬は続けながら漢方を併用していくという考えであったため、西洋医薬を減薬し、いずれはやめたいと思っている私とは相性が合わないと感じ、「この病院と相性が合っていないと思います」と医師に話したところ、医師の方も同じように感じていたようで、二週間ほどで通院を終了しました。

 

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次回に続く