難病発症から通院・服薬をやめるまでの20年

潰瘍性大腸炎などの病気の体験記

37.できないことではなくできることを数える

 持病があると、自分は人生においてできることが少なくなると考えてしまいがちです。実際、入院をしたり、寝込んでいたり、学校や仕事に行けない時もあるでしょう。しかし、よく考え直してみると、できることというのはとても多いものです。生きている、息をしている、心臓が動いているだけでもすごいことです。不整脈不眠症で苦しんでいた時期、私は朝が来ただけで、「今日も死んでいなかった」と思っていたものでした。

 他人と比べるのではなく、私はあれもできる、これもできると一つずつ数えていくと、あれ? 結構たくさんあるな。私ってすごい! という心境になります。足るを知るということです。

 そして、やりたいことがあれば、目標設定しておくとそれに向かって人生は動くので、明確に思い描いておくといいでしょう。

 

今日も素敵な一日でありますように。

 

※難病発症から通院と服用をやめるまでの二十年の体験記はブログの一から二十一に書いています。