難病発症から通院・服薬をやめるまでの20年

潰瘍性大腸炎などの病気の体験記

1.はじめに

一九九八年、二十二歳、私は「潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)」という病気を発症しました。

この病気は、厚生労働省から難病に指定されていて、「原因がわからない」「一生治らない病気」といわれています。

患者数の目安となる「特定医療費(指定難病)の医療受給者証および登録者証の所持者数」でみると、一九七五年に九六五人だったものが、二〇一四年には十七万七八一人まで増加しました。厚生労働省の調査では患者数は約二十二万人と報告されています。

潰瘍性大腸炎を発症してから約十年は、病気になったら病院に行く、薬を飲むのも当たり前で、西洋医学しか知りませんでした。しかし、東洋医学や自然療法などの知識を得る機会に恵まれ、私は変わることができました。

医者から「一生薬を飲んでください」と言われていましたが、西洋医学以外の知識が増えるにつれ、薬による副作用の問題や免疫力が落ちることが気になり、私は「一生薬を飲むのはいやだ」と強く思うようになりました。

そして、私はあるとき、自分をかこっていた病気という枠から脱することができました。

自分が望んだ通り、長年にわたって服用してきた潰瘍性大腸炎の症状を抑えるための薬をやめ、通院もやめて、できるだけ自分の身体は自分で調整するという生活を叶え、現在は快適な日々を送っています。

潰瘍性大腸炎の他にもさまざまな身体の不調を経験してきましたので、その体験記が誰かの役に立てばと思い投稿していきます。

 

ブログを読んでくださり感謝しています。

次回に続く