難病発症から通院・服薬をやめるまでの20年

潰瘍性大腸炎などの病気の体験記

45.通院・服薬をやめた後のこと

二〇二三年四月六日より「難病発症から通院・服薬をやめるまでの20年」と題して投稿し始め(ブログ1~21)、その後は、その二十年を振り返りつつ感じたことや気づいたことなどを投稿してきました。(ブログ22~44)。 そしてこのたび、ずっと書こうと思って…

44.自然治癒

指を切って血が出たとき、しばらくすれば血が止まり、数日経てば傷口が閉じてかさぶたになって皮膚が再生されることをほとんどの人は体験していることでしょう。風邪をひいたときもたいていは数日で治ります。怪我をしたときに人は、水で洗ったり止血したり…

43.快適な日々

私は潰瘍性大腸炎の薬の服用をやめ、通院もやめて、できるだけ自分で対処するという希望した通りの生活をするようになってから、日々が快適だと感じるようになりました。 人によって快適な生活というのは違うと思います。具合が悪くなったらすぐに病院に行っ…

42.幸か不幸か

人は幸せを追い求めます。しかし、そもそも生まれてきて、生きていること自体が幸運なことなので、人は皆いつも幸せであり、不幸ということはないはずだと思います。人と比べるからこそ「あの人よりも不幸だ」という気持ちに陥るだけで、比較対象を無くすと…

41.闘病ではなく病気のおかげ

私は、「病気のおかげで」と思うことがたくさんあります。例えば、無農薬・無化学肥料の野菜を買い始めたのも、最初は病気を治すためでしたが、こんなに美味しくて体にいい野菜に出会うことができてよかったなと思います。人との出会いも恵まれました。 いろ…

40.病気から脱した方法

私が病気から脱することができたのは、第一部で書いた病院で「潰瘍性大腸炎ではなく、ただの腸炎ですよ」と言われたおかげだったと思います。もちろん、自分で養生を積み重ねてきたからこそすでに治っていたのですが、まだ駄目なんじゃないかと自信を持つこ…

39.家族との関わり方

家族の間で治療に対する考えが違うということはあると思います。私は、病気になったら西洋医学の病院で治してもらうというごく普通の家庭で育ちました。しかし、約二十年の治療の間、途中から東洋医学に関心を持ち始めたため、どうしても意見の食い違いが生…